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世界はフムフムで満ちている
『世界はフムフムで満ちている 達人観察図鑑』がちくま文庫になりました!親本では88人だった達人に、文庫版増補として12人プラスして、合計100人が勢ぞろい。ブックデザインは似鳥裕子さん。文庫解説は大船ポルベニールブックス…つづきを読む
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アルプスでこぼこ合唱団
スイス在住20余年の作家・長坂道子さんが合唱にハマった⁉︎ 『アルプスでこぼこ合唱団』(KADOKAWA)のカバー絵を描きました。長坂さんのご本を愛読していたので、とてもうれしいご依頼でした。とくに『難民と…つづきを読む
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みんなでゴスペル!
小学校でゴスペルを教えている山本愛さんの『みんなでゴスペル!』(朔北社)の挿画を手がけました。全8曲の楽譜に加えて、黒人の歴史が学べるコラムも。ブックデザインは湯浅レイ子さん。
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カレンダー「ある日どこかのバス停で」
NGO移住者と連帯するネットワーク(移住連)の2022年のカレンダーに絵を描きました。いろんなルーツのいろんな人がいろんな思いを抱えてバスを待っている。いろんな人が少しずつ繋がって、おもしろい国になりますように。
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戦争とバスタオル
安田浩一さんとの共著『戦争とバスタオル』(亜紀書房)。ブックデザインは鈴木千佳子さん。風呂から覗いた近現代史!タオルをひっさげて、タイの温泉、沖縄唯一の銭湯、韓国のチムジルバン…そして神奈川県寒川と広島県大久野島へ旅をし…つづきを読む
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世界のおすもうさん
「今日もどこかではっきよい!」 世界中から国技館に集まった少年力士たち、女相撲の大横綱、女子高校生の相撲部、スーパーマーケットを切り盛りする力士たち、沖縄角力の伝説の猛者、韓国シルムのプロ選手、モンゴル相撲の闘う人類学者…つづきを読む
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岩波ジュニアスタートブックス
2021年3月に創刊した「岩波ジュニアスタートブックス」シリーズのカバーイラストを担当しています。 毎回、原稿を読んで気になるところを絵にしています。わたしがいま中学生だったら、ものすごく物知りな人生が送れそうな気がする…つづきを読む
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マル農のひと
道法さんは国内外を縦横無尽に飛びまわり、各地の農家を集めて講習会を開き、技術を伝えているおじさんだ。いわば「 流しの農業技術指導員」。道法さんが説く農法はあまりにも独特なので、初めて耳にした者は誰しも半信半疑になる。曰く…つづきを読む
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日本に住んでる世界のひと
web連載「日本に住んでる世界のひと」。いま日本に住んでいる外国人は282万9416人。この数字には、帰化した人や難民申請中の人や訳あって非正規で滞在している人は含まれていないから、実際にはもっとたくさんの「世界のひと」…つづきを読む
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世界サッカー狂図鑑
『フットボール批評』の連載「世界サッカー狂図鑑」。世界中のサポーターの熱くてうざい愛情と、その背景にある文化や風土を採集するシリーズ。掲載はモノクロページですが、いずれ本にするつもりで絵はカラーで描きました。「いずれ」っ…つづきを読む
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はじめてのお楽しみ
『暮しの手帖』の連載「はじめてのお楽しみ」。 けっこういい歳なのに、まだ知らないお楽しみがあるなぁ。ということで、いろんなジャンルの通人に鑑賞の勘所を教えてもらいつつ、はじめの一歩を踏み出してみるシリーズ。 第一回は「浪…つづきを読む
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戦争と移民とバスタオル
闘うジャーナリストの安田浩一さんと、のんきな文と絵しか描けない不肖・金井のweb連載「戦争と移民とバスタオル」。①お風呂に浸かりながら②歴史修正主義を蹴とばす、やりたいことを無理やり掛け合わせた企画です。亜紀書房のウェブ…つづきを読む
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世界ことわざ比較辞典
世界25の言語と地域のことわざを集めたワンダフルな辞書、の挿画を描きました。この辞書には、世界の広さが詰まっています。たとえば「一石二鳥」の項には、「一弾で二羽の兎を撃つ(ルーマニア)」「一本の矢で二頭の鹿を仕留める(チ…つづきを読む
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『日本語をつかまえろ!』
毎日小学生新聞の連載「日本語どんぶらこ」が本になりました。国語辞書編纂者の飯間浩明さんが毎週、小学生をわくわくさせてやろうと意気込んで原稿を書いてくる。それを読んだわたしも負けじと、よーし、小学生をニヤニヤさせる絵を描く…つづきを読む
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トランヴェール
「旅をして、ワインをがぶがぶ飲んで、好きな絵を描いてください」という夢のような依頼があった。お酒の神様に手を合わせ、酔っ払っているうちにすべては終わった。 「トランヴェール」(JR東日本の新幹線の座席に置いてある冊子)の…つづきを読む
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虫ぎらいはなおるかな?
虫ぎらい歴40余年…わたしはこのまま虫を不当に嫌って生きていくのか…そんな疑問が少しずつ膨らんで、ある日むくっと起き上がり、虫の達人を訪ね、教えを乞うたルポです。 虫の知識ゼロ、どころか虫デマに染まるわたしを、優しく朗ら…つづきを読む
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世界のおすもうさん
世界にはいろんな「おすもうさん」がいる! 土俵の向こうに見える人々の営みをレポートする紀行エッセイ。すもうを愛する同志・和田静香さんと始めた旅は、どこへ向かうのか… ↓Web岩波で連載中! https://tanema…つづきを読む
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ことわざの惑星
月刊誌「世界」(岩波書店)のグラビアページに世界のことわざの絵を描く連載をしています。毎回、絵を描く前に、その言語に精通している人におはなしを聞いたり、その国の本を読んだり。楽しすぎる。ノートに、いろんな言語のことわざが…つづきを読む
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少年以上、おじさん未満
ウェブサイト「DANRO」のテーマは「ひとりを楽しむ」。ひとりを楽しんで生きている自慢の友人たちが次々と登場する連載をしています。結局、おもしろがって生きている男どもは、いくつになっても少年なんだ。 #1 ド派手なサッカ…つづきを読む
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サッカーことばランド
マレーシアで抜け目ないストライカーは「ニワトリどろぼう」と呼ばれ、ブラジルでへたくそゴールキーパーは「レタスの手」とからかわれる……。そんな、世界のサッカー場に息づく97の「サッカーことば」を拾い集めた前例のない絵本。 …つづきを読む
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「クロワッサン」連載
「クロワッサン」(マガジンハウスより、毎月10日、25日発売)で「きょろきょろMUSEUM」という連載をしています。美術館に出かけて行って、きょろきょろし、のんきな文と絵でレポートするというもの。 半月遅れくらいで「クロ…つづきを読む
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子どもおもしろ歳時記
季語は、俳句をつくるときに使うもの。でも季語の楽しみかたはそれだけではない。ひまなとき、つまんないとき、元気がないとき、季語を眺めているだけで気持ちが晴れてくる、というすばらしい効果がある! 生きてるといろいろめんどくさ…つづきを読む
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パリのすてきなおじさん
パリでおじさんを集めた。貫禄のあるお腹、眉間に刻まれた渋いシワ、ほがらかな眼差しの向こう側に、ニュースで見聞きしたことや、むかし世界史の授業で習ったできごとがチラッと見えた。世界は混沌としている。そして人生は味わい深い。…つづきを読む
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学校では教えてくれない差別と排除の話
安田浩一さんのご本『学校では教えてくれない差別と排除の話』(皓星社)のカバーイラストを描かせてもらいました。これは「差別はよくないぞ!差別主義者は反省しろ!!」という本ではありません。安田さんは「差別しちゃう人は、どうし…つづきを読む
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日本語どんぶらこ
国語辞書編纂者・飯間浩明先生の「毎日小学生新聞」の連載に挿し絵を描いてます。泉のようにわいてくる飯間先生の言葉に関するおもしろいおはなし。わたしも負けじと、小学生がニヤニヤできる絵を描きたい!でも身近に小学生がいない。よ…つづきを読む
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『はたらく動物と』
2017年2月 文と絵:金井真紀 版元:ころから 装丁:安藤順 しっぽをぶんぶん振り回して元気いっぱいにはたらく犬。仕事が終わると満足げに鼻を鳴らす馬。鵜は、勤労の翌朝ははつらつとした表情をする(鵜匠談)。動物たちを見て…つづきを読む
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文房具ざんまい。
フリーペーパー「散策物語」のイラストレーションを描きました。テーマは文房具と聞いてワクワク。「取材にも来る?」と誘われてさらにワクワク。 硯の職人・青柳さんのお仕事見学。「いい硯を使うと、熱したフライパンでバターを溶かす…つづきを読む
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本になりました!
『はたらく動物と』 どんな人もその人にしかできない経験をしていて、その経験ゆえの物の見方や物語をもっている。わたしは、その断片を拾い集めるのが好きだ。それも教訓めいた立派なものじゃなく、すこし間が抜けているも…つづきを読む
2017-02-02 -
富士山を8つ制覇!どどん!
長友啓典編集長の雑誌「クリネタ」で、都内の富士塚を8つ巡るという酔狂企画。拙者、おそれ多くもかしこくも、絵師として同行させてもらったのでござる。歩きまわるより、12ページの絵を描くほうが大変だったのでござる。でもなんだか…つづきを読む
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中国的雑誌「知日」
中国で発行される雑誌「知日」の「日本酒之味」特集にイラストレーションを描きました。 「特約挿画師」だって。ムフフフフ。