出版プロデューサー
2013-02-19
出版界に北風ぴゅーと吹く昨今、
この人が手がけた本はなぜか売れる。
それも多くの場合、まったく無名の著者の本。
手順はこうだ。
①「これは!」という面白い人を発見する。
②その人に原稿を書かせ、出版社に売り込みにいく。
③断られても売り込み続ける。「これは!」の直感を信じて。
「これは!という人は…
1000人に3人くらいの割合でいます」
うーむ、コンマ3パーセントの確率か。
1000人に会ってみるしかないんだろうな。
と、わたしの心の内を見透かしたのか、
ヒントをひとこと付け加えてくれた。
「その3人は、まばらにいるわけではない」
面白い人は、固まって分布している。
なるほど、世界はそういう作りになっているのか。